【+J2021SS】勝利と敗北(後編)

ファッション

なんだか興奮してきたな

店があるフロアに到着。

店の一角に+J特設コーナーができていた。

コーナーの周りが柵で仕切られていて

出入りが自由にできない。

おそらく整理券に書いてあった、

15分間で人を入れ替えるということ

なんだろう。

「売り場に再入場はできません!

ですので気になったものはドンドンかごに

入れていってください!」

と、店員さんが説明していた。

先頭集団ではなかったので

前評判が高かったシルクブレンドのブルゾン

セルビッチデニムのネイビー

すでになくなっていた。

本当に早いもの勝ちだった。

とりあえず、目星をつけていたもの、

実物を見てよさそうなものを

ガンガン買い物かごに入れた。

特設コーナーから出る時は

近くの店員さんを捕まえて

出口を開けてもらわないといけない。

店員さんもかなりテンパっていて

「ちょっとお待ちください!」と言われたまま

ほんとにしばらく放置された。

柵と言ってもハードルみたいな低い棒みたいなやつだから

ちょっとどければいいだけなんだけど…。

よほど混乱しているのか仕方ない。

そして試着に向かう。

意外と待たずにすんなり入れた。

カゴにてんこ盛りに入れた服を試着。

「ご試着がお済みのかたからご退出ください!」

店員さんが叫んでいた。

10着くらいあるからそんなに早くはできませんよ。

周りも同様らしく、

ガサガサガサガサ、衣擦れの音がそこらじゅうに響いていた。

試着室のワナ

今まで服で数々の失敗をしてきているので

着たら数秒でアリナシが分かるようには

なっていた。

とはいえ、興奮状態のセール会場を経て

店員さんのコールで焦りを煽られ

判断をミスすることもある。

今回もミスは起きた。

サイズを見誤った。

見た目で言えばサイズは小さい方がいい。

しかし長時間着用の着心地を考えたら

大きめを選んだほうがいいこともある。

見た目を取って小さめのサイズを選んでしまった。

それがひとつめの失敗だった。

試着室ではいいと思ったのだ。

その後、試着室を出て

物陰でコソコソと購入する5点を取捨選択していた。

戦利品

今回の当たりだったもの

ドライスウェットフルジップパーカ・黒

(画像はグレーです)

(良かった点)

 ・裾にかけてフレアシルエット&後が長い

 ・フードが立つ

 ・ダブルジップ

即完売して再入荷してもまたたく間に消えていた名品。

ダブルジップの上は閉じて下は開けるという着方が

お気に入り

ドライスウェットパンツ

(良かった点)

・ふくらはぎ細めのテーパードシルエット。足がキレイに見える

・スウェットパンツなのにだらしなく見えない

・膝上に切り替えがありのっぺりしない

・ドライスウェット素材が高見えする

色違いでグレーも購入。

しかしやっぱり黒の汎用性にはかなわない。

セルビッジストレートジーンズ(黒)

(良かった点)

・シルエットがキレイ。足がまっすぐ見える

・裾を折り返すと耳が見えてアクセントになる。

・これはサイズを間違えなかった

始めはネイビーが欲しかったものの

即完売。黒のほうが仕事で着られるので

結果オーライ。

後に全色(白・黒・ネイビー)が再販された。

追加で白・ネイビー購入。

シルクコットンクルーネックセーター(長袖)白

メンズアイテム。

(良かった点)

・真っ白じゃない白。白の展開はメンズのみ

・着心地が良いシルクコットン素材

・シンプルなデザイン

シンプルなデザインが好きで

最近はもっぱらメンズアイテム購入が多い。

レディースは余計なデザインが多すぎる。

ニットでいえば、丈が短い、腕が細い、

襟が開きすぎ、色展開が微妙、などがあげられる。

そして着回しがしにくい。

デザインが多くなれば

それだけトレンド感は出るだろうが

普通にシンプルな服が欲しい場合は

余計なお世話である。

敗戦品

個人的に失敗したもの

スーピマコットンオーバーサイズシャツブルゾン(長袖)カーキ

メンズアイテム

(微妙な点)

・生地が厚手で暑い

・カーキが自分に合わない

発売前にファッション系インフルエンサー達が

こぞって紹介していた。

「裾がゴムで調整できて

タックインしているように見せられる。

一枚でミリタリーシャツっぽく着られる。

これは買いだ!」と絶賛していた。

ポケットのデザインがかわいいし

飛びついて買ったものの、

着てみたらなんか暑い。

シャツ代わりに着れるとはいうものの

真夏はムリだ。

最近は感染症対策で窓を開けてるから

以前ほどエアコンで冷えて極寒ではなくなった。

確かにアウターなんだから厚手ではある。

しかもうっかりパンツに合わせたら

作業員になりそうだ。

人がいいっていったものは

必ずしも自分にとっていいワケではなかった例。

ちなみに先日同じものを着ている男性と

すれ違った。

こういう時微妙な気分になる。

コットンリネンラップスカートカーキサイズ58

コレ自体は全く失敗ではない。

サイズを見誤った件。

実は色違いのサイズ55の黒を

オンラインで買っていた。

さすがに55は小さかったので

返品することにした。

この58も微妙な感じだった。

ワンサイズ上げてサイズ61にしようと思った。

返品方法改悪

ユニクロは店舗購入分とオンライン購入分の返品方法が異なる。

要は店で買ったら店で返品、

オンラインなら返送料を払って

送り返さないといけない。

以前はオンライン購入分も店舗で返品できたのに…。

試着のために購入して送料こっち持ちで返送とか…。

改悪もはなはだしい。

とりあえず、オンラインで買うだけ買って

後で送料払って返品することにした。

前述の「コットンリネンラップスカート黒サイズ55」

オンラインで購入していた。

さすがにサイズ55は小さすぎた。

他に購入していまいちだったものと同時に

送り返した。

そして店舗で購入した「コットンリネンラップスカートカーキ」

店舗で返品しようとした。

ところが

どこにもカーキがない。

どこに行ったのか?

まさか…!?

間違えてオンライン分に

混ぜて送ってしまった!?

店舗で購入した日は3月19日。

返品期限は1ケ月以内の4月19日まで。

返送したのは4月11日。

ユニクロ側が早く気づいてすぐ返送してくれれば

ギリ間に合うかも?

でもその際の返送費用はどうなるんだろう?

やきもきしながら待った。

やっと送り返されてきた

「コットンリネンラップスカートカーキ」

4月20日に送り返されてきた…。

ギリ間に合わなかった。

しかし不幸中の幸い、返送費用はユニクロ持ちだった。

送付書みたいなのに受付拒否理由が書いてあった。

複数名で確認したところ、店舗購入分につき

返品受付できません。なお故意に返送された場合は

着払いお返しします。」

と手書きで書いてあった。

普段は返品受付は早いのだが

こんなに遅かったのは

複数名で確認していたからなのか。

そしてわざとじゃないとも確認できたので

元払いで送ってくれたのだ。

ギリギリじゃなくて

もっと早く店舗で返品していればお金は

返ってきたのに…。

そしてこの「コットンリネンラップスカート」

現在値下げされている。

安易に買うな

レアであればメルカリとかでも売れるかもしれないものの

普通にオンラインで安く売られていたら

誰も買わないだろう。

最近買い物する時に

合わなければ返品すればいい

なんならメルカリで売ればいい

と安易に買い物しがちだ。

返品するにも手間がかかる。

メルカリも手間がかかる上に

案外売れない。

売れても二束三文。

戦いは続く

レアものを逃したくない心理。

もう手に入らないかもしれないという不安。

買って失敗しても返品すればいい

安易に考える。

みんなが持ってないものを持っているという

優越感。

定価で買ったのに再入荷後で

在庫が余りまくった挙げ句

ガンガン値下げされる絶望

自分って見る目ないのかと失望

買い物するのも自分との戦いなんだよ。

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