閉じたコミュニティへ

Uncategorized

なにかしら情報発信をしている人の元には

他人のなにげない負の感情が

無数に飛んでくる。

レアものを手に入れたインフルエンサーや

YouTuberに対する妬み。

「羨ましい」

「自分は持ってないのに妬ましい」

嫌な自分の感情。

普通なら人にぶつけたりしない。

以前あるファッション系YouTuberの

動画を観ていた。

コメントもよく書いたりしていた。

反応が返ってくるのが嬉しくて

ちょこちょこ書きこみしていた。

動画からも感じられるが

きっと優しい人なのだろう。

そして視聴者との交流を大事にしていた。

その人も他のファッション系YouTuberと

同様に+Jの購入品レポート動画を

あげたりしていた。

そうなるとアクセス数があがる。

そして今までの視聴者に加え

新規の客が増えることになる。

客層が変わる。

そして困ったことに

自分の負の感情をわざわざコメントで

残す人が出てくるようだ。

「わざわざ自慢するな」

「買えない人もいるのに」

「あなたみたいなのが買いあさるから

みんなが買えなくなる」

コメント欄が荒らされたらしい。

そこからその人は投稿が止まった。

しばらくして動画投稿が再開されると

精神的に辛かったことを

告白していた。

そしてそのYouTuberさんは

自分の有料サロンを作った。

閉じたコミュニティに

行ってしまった。

優しい世界

「コミュニティを存続させるために

少額だけど有料にします。

ファッションに興味がある人、

なんならファッションに興味がなくてもいいです。

なにか悩んでいる人、

育児や家事、仕事で悩んでいる人、

そんな人たちが集まって語り合える場を

作りたいんです」

そう語っていた。

話題のテーマを取り上げたら不特定多数の人が集まる。

そしてPVが稼げるかもしれないものの

一部の望まない視聴者も集まってくる。

なぜかわざわざ不愉快なコメントを

残していく。

自分ひとりくらいたいしたことないと

思っているのだろうか?

しかし誹謗中傷される方にとっては

ただのひとつであっても辛い。

その暴力コメントが大量になれば

ダメージは相当なものになる。

暗闇から無数のナイフが投げつけられる恐怖。

暴力的な言葉の凶器を一方的に

浴びせられることは

優しい人にとっては

特に相当のストレスを感じただろう。

強い思いを持って何かを発信する人にとっては

不特定多数が集まってしまう。

もはやYouTubeは住みにくいのかもしれない。

タイトルとURLをコピーしました