介護と仕事の板挟み!40代女性が考える新しいキャリア

仕事

時間が欲しい、週休2日じゃ足りない

週5日の8時間勤務で残業もあって、一体いつピグができるだろう?

家族が病気で倒れ、否応なく変化が出てきた。今のままじゃダメなんじゃないか?という思いが出てきた。

今の会社では自由な時間が足りない。家族の病気を理由に残業はしなくなったものの、週休2日で家事や副業に取り組む時間はあるのか?

もし仮に転職したとして

収入は下がるだろうから補填するために副業をしたい。しかし、「自身の生産性を高めれば何でもできる!」と考えていた。

副業っぽいことその①ブログでアフィリエイト

副業の筆頭に上がるアフィリエイト。要は読者に商品を買いたくなる記事を書くことだが、私には全く才能がなかった。売れる商品の見極め、機を見て敏に動くことができない。先延ばし習慣で成果を出せない。開設したこのB面ブログはテーマが散らかり、長期間放置。アメブロとの並行運営もうまくいかない。こんなことで稼げるほど甘くはない。

副業っぽいことその②ヘボヘボユーチューバーに俺はなる

YouTubeチャンネルを開設し、動画を投稿し、広告収入を稼ぐ。これももはやレッドオーシャンである。

ユーチューブチャンネル「クロロのピグチャンネル」

クロロのピグチャンネル
▼アメブロ「ひとり幻影旅団」 ◆Twitter ◆インスタグラム

ピグ動画というニッチすぎるテーマに拙い編集技術・見るに耐えない画質。広告収入が得られるチャンネルは登録者1000人からだが、クロロのピグチャンネルは登録者100人余り。あと10倍必要。それでも100人余りの人が支持してくれるのはありがたいことだ。クロロのピグチャンネルを登録してくれた視聴者のみなさん、ありがとうございます。このチャンネルではもはや収益は考えていません。ピグへの愛だけです。

しかし、当たりそうなサブチャンネルを開設する。

アニメマンガ専門チャンネル「アニメマンガ好き好きチャンネル」

アニメマンガ好き好きチャンネル
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

チャンネル閲覧数は多いが、他人のコンテンツに乗っかっているだけである。うまくいっても先が見えている。

ユーチューブチャンネル「老人と中年しか住んでいない家」

老人と中年しか住んでいない家
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

リアルすぎて引く。ドラマ性がない。これも継続できていない。日常が延々と続く。面白くもない独白だ。誰かが死ぬまで継続できれば物語としての体は保てるだろうが。

副業っぽいことその③フリマサイト

「家にある不用品を売って稼ごう!」聞いたことがあるが、実際にやるのは全く違う。そう簡単にはいかない。

メルカリやってみたが色々面倒すぎてダメだった件

まず出品するのが面倒

①見栄えのいい写真を撮る。これで8、いや9割は決まる。この時点で頓挫した。

②商品説明を書く。売りたいターゲットが決まってないと、誰にも刺さらない文章しか書けない。出品しても売れない。

欲しいと思っている人とマッチングさせるのが難しい

自分が売っている商品を探している人がいるとする。その人にたどり着くまでが難しい。いつになるか分からない、欲しい人が現れるまで不用品を保管し続けないといけないのか?

今後の展望

病気の父の車を処分してガラクタ魔窟と化したガレージを片付けた。エントランスとガレージを駐車場と倉庫として貸し出す構想を練っている。これが一番現実的だ。しかし乗り越えないといけないハードルがある。

家族の理解

まずは家族の理解を得ないといけない。姉は家の敷地内に不特定の人間が立ち入るのを恐れている。通りすがりの業者が「あなたの家のガレージを駐車場として貸し出さないか?」という話を持ってきた。知能が5歳児の父は業者に言われるがまま契約書に口座を記入していた。それを見た姉は激昂し「家に知らない人が入ってくるので絶対反対です!犯罪にあいます!強カンされます!断固拒否です!」と父にメモを見せてきた。駐車場貸し出しの話は無かったことになった。ちなみに父が書いた契約書には10年前に引っ越した旧家の住所が書かれていた。(父はもう現住所すらも分かっていない。)

姉が不安に思う気持ちは分かるが、不安症なのである。父は5歳児並みの知能なので人の言うことを鵜呑みにする。母は今まで父に判断を委ねてきたので、自分の考えで判断するのは難しいだろう。両親揃って高齢だ。判断力の乏しい老人と中年しかいない。

ガレージの有効利用に必要なことを考えると「いつかそのうち」となる

ガレージは業者が目をつけるだけあっていい立地にあると思う。倉庫も貸し出すあてはある。防犯対策にはガレージにシャッターを設置するのが有効だろう。費用はどれくらいかかるのか。先行投資したとしてどれくらいで利益が出るのか?火災とか事故とか起きたら?と考え出したら不安になって「いつかそのうちやろう」と先延ばしにして機会を失ってしまう。中年の時間は恐ろしく早い。自分に与えられた機会、時間、環境を活かせず何も得られないままただ時間だけが猛スピードで過ぎ去ってしまうだろう。

転職

イケイケのビジネスインフルエンサーはやたら起業しろだの副業しろだの言う。そして秒で億稼ぐとか言う。FIRE(経済的自立して早期退職)しろとか言う。そう言った方がウケがいい。情報商材的なコンテンツが売れる。私もそういった詐欺まがいのビジネスインフルエンサーの口車に乗せられ生産性を極めて副業で稼ぐ!みたいなフワッとした目標を立て時間とお金を使った。あえて浪費と言わなかったのは経験したことで得られたものもあったからだ。副業の王道であるブログや動画はムリということだ。そもそもなんで副業しようとしてたのか?自由な時間が欲しかったからじゃないのか?自分の望む勤務体系の会社に転職すればいい話なんじゃないか?転職したら給料が減るのか?一体自分はいくら欲しいのか?今でさえ県内最低賃金の非正規だしこれより低くなるってあるのか?

20キロ先の井戸に歩いて水を汲みにいく(ような)仕事

スキルも特にいらない、頭を使う必要がない井戸の水汲みみたいな仕事をしている。そんな水汲み係が仕事の生産性とかタイムマネジメントとか言っている。

しかし勉強もせず自分で思考もしなければ私はずっと水汲み係のままだ。水汲み係はずっと会社に行く。たとえコロナよりも強力な病気が流行っても、たとえ致死量の放射線が降り注いだとしても命をかけて「気をつけて」出勤しないといけない。水汲み係の代わりはいる。コロナの初期の頃緊急事態宣言下で街が閑散としていた最中でも通常通り出勤していた。エッセンシャルワーカーという名の社会奴隷である。

私の仕事の一部はおうち時間、自宅勤務、リモートワークができる人々の生活を支えている。奴隷の働き方とはそういうものだ。水汲み係という仕事はそれはそれで尊いものである。しかし私がする必要はない。自分の命の時間をかけてまでやりたい仕事じゃない。

伝説のドラゴンを倒しに

年齢やスキル、ワークライフバランス。それらの希望を満たす仕事が会社があるのか?私の周りにはいないが、どうやらブラック企業から転職してホワイト企業でぬくぬく働いている中年がいるらしい…。信じられん。そんなの想像上のモノじゃないか?いかにもあるっぽく語られているものの誰も見たことがない。伝説のドラゴン的なアレじゃないのか?そんなものあるわけない。そして諦めるのか。失敗するのが怖いから。誰かがやったことじゃないとできるのが不安だから。失敗したら年を考えろとか元外資系企業の元役職者じゃないからムリとか言われるんだろうか。文句ばっかり言って何も行動しないモブ村人その②になるのか。

私には運がある

ただ私は運だけはある。自分が当たり前のように持っている幸運を活かしたい。私はなりたい自分になれるはずだ。もし失敗したら何もしないモブたちへのブログネタになろう。自身の身の程を知らずやらかした愚かな奴としてモブたち何もせずに行動して失敗した私を見て笑うといい。それでみんなが喜ぶなら私はそれでいい。

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