待望の+J秋冬発売!服バカは発売日にどう動く?
もう2020秋冬のような地獄は味わいたくない…
↓2020年ついに復活!+J!
しかしひとつ前のシーズンの春夏では
2020年秋冬よりはるかに楽に買えるように
なっていた。
個数制限はあったものの
早朝に店頭に並んで整理券をもらえば
ちゃんと店で買えたのだった。
そしていったん完売したアイテムも
再販、さらに海外サイズを販売など
ちゃんと供給されるように
ユニクロ側も努力がされていた。
↓勝利を確信した前編
↓結局負けたんかい後編
みんな!丸太は持ったな!?
発売日当日は休暇をとって万全の体制で臨んでいた。
しつこいようだが
2020年と同じ轍は踏みたくない。
午前6時にはすでにPCの前に
スタンバイしていた。
オンラインサイトで試着なしでも
失敗しなさそうなアイテムや
小物類を買うためだ。
Youtubeでファッション系
Youtuberさんの
ライブ配信を見ながら
オンラインの発売を待っていた。
目当ての商品は
お気に入りに入れてますか?
サイズや色は決めてますか?
お気に入りページは表示してますか?
F5で更新しますよ…!
と、さながら
ちゃんとみんなに
丸太を持ったか
ばりに
確認の念押し。
拍子抜け第1幕・オンラインでほぼ完結
いよいよ発売開始。
オンラインサイトの「カートに入れる」ボタンが
グレーから赤に反転し始めた。
Youtuberさんも興奮気味で
「みんな…!
落ち着いて!
買える買える!
大丈夫!
もう送料とか
考えずに
すぐに決済したほうがいいですよ!」
と、
あなたが落ち着いてください状態。
こちらも興奮が伝播し
バンバンカートに入れる。
もう買い逃してなるものかと
欲しい物はほとんど手に入れた。
こんなもんなのかと
ちょっと拍子抜けした。
拍子抜け第1幕・オンラインでほぼ完結
後は試着しないと不安なものは
店頭で実物を見よう。
午前7時すぎ
自転車でお店へ向かう。
今回は
おじぃちゃん便には乗らなかった。
↓おじぃたちを見る時は部屋を明るくしてPCから離れて見てね!
拍子抜け第2幕・整理券あっさりもらえた
7時半から整理券が
配布されることになっていた。
店が入ったビルの玄関前に到着したのは7時半過ぎ。
驚いたことに現場には
人っ子ひとりいなかった。
正確には整理券を配る店員さんが
2人だけいた。
整理券を秒で受け取り
さっさとトンボ返りした。
拍子抜け第2幕・整理券あっさりもらえた
そして10時前
9時45分にはさきほどのビル玄関前に向かった。
またしても人っ子ひとりいない。
誘導の店員さん数名しかいない。
お客さんは誰も並んでないの?
それもそのはず、先発隊はすでに
入店していた。
とはいえ開店前なのでエスカレーター、エレベーターは使えない。
若い男性店員さんが
店まで先導してくれた。
階段で、5階まで。
途中で一切立ち止まらずに
ノンストップ5階。
おい、こちとらヒザが死ぬぞ?
5階、若干息を切らしながら
お店に到着。
すでに人だかりができていた。
販売ははじまっていた。
しかし、春夏ほど混雑はしていない。
もし2020年秋冬だったら
タワーリングインフェルノ級の
混雑だったろう。
拍子抜け第3幕・そんなに混雑してない売り場
何より、この時点で欲しい物はすでに
オンラインストアで手に入れている。
気持ちに余裕がある。
「でかい黒い箱がある?靴?何?
レザーバック!こんな立派な箱に入ってるの?」
「このコートは表地はキレイだけど
やっぱり裏地がついてないな…。」
「あのパーカ、グレーの表記だけど
実物はカーキにしか見えないけど?」
「そしてダウンは相変わらず
バカでかい。」
やはり実物は違う。
ネットの画面で見るのと実物を見て
触るのでは服への印象は全く違う。
スマホのメモを見ながら
試着するアイテムを
カゴに放り込んでいった。
とはいえ春夏の時ほど山盛りにも
ならなかった。
場違いなオッサンがいる
レディースアイテムのゾーンにて。
ふと隣を見ると女性に混じって
ひとりのオッサンがカゴにてんこ盛りに
服を入れている。
いや、オッサンがいてもいい。
オッサンでもレディースアイテムの大きいサイズを着ることはある。
しかしそのオッサン、どう見ても
あんた、ファッションに興味ないやろ?
という風貌だった。
そして一心不乱に
レディースのケーブルニット
(前評判で一番人気)
カシミヤロングコートなど
人気アイテムばかりを漁っていた。
「こいつ…絶対転売ヤーだな」
「しかし…残念だったな。転売屋諸君。
すでにオンラインでも
十分に誰でも買えている。
現在完売していても
ほどなくして再販もあり得る。
この後フリマサイトで高値で
売りさばくつもりだろうが
もはやさほどレア感もない。
今回お前らの出る幕はないぞ…!」
と内心毒ついていた。
しつこいようだが転売ヤーには
2020年秋冬で辛酸を舐めさせられたからだ。
↓辛酸なめ子の2020
一方、おしゃれなナイスミドルのおじさんもいた。
そっちはおそらく嫁?娘?のために調達してるっぽかった。
会社休んで来たのか、何か微笑ましい。
拍子抜け第4幕、実物見るとやっぱり要らない
思い出した…
前回のレビューで書き漏らしていた。
↓試着したけど購入をやめたものの巻
ラインナップを見てるときからコレはないなーと
思っていた、
ドルマンスリーブシャツワンピース(長袖)
ダメ元で着てみた。
ハイ、ちんちくりん。
ヒザがギリギリ一瞬隠れる着丈。
身長155センチの私でコレって一体誰がどういう着方するんだろう。
下はパンツかレギンス合わせるしかないじゃないか。
一枚でサラっと着ようものなら
下を履き忘れた人になる。
色もデザインもかわいいのに
丈が短い。
さらにタキシードカラーと呼ばれる
小さな襟、これは顔を大きく見せてしまう。
春夏もこういうちんちくりんワンピースあったけど
ほんとテーマが謎である。
誰に向けてのものなのか?
ターゲットが分からない。
試着は別階のメンズフロアへ向かった。
こっちのほうが空いている。
試着した、すべてがしっくりこなかった。
拍子抜け第4幕、実物見るとやっぱり要らない
ここで買わなくても大丈夫という
精神的余裕。
無理して買っても着ない。
そしてリセールでは売れない。
数々の失敗を経て
やっと手に入れた余裕。
これが素晴らしい。
終幕・きよきよしい(清々しい)休日
狂乱は過ぎ去った。
正常な静寂が戻ったのだ。
誰でも買える。
いつでも好きな時に選んで買える。
これが本来の状態なのだ。
しかし現在、在庫がたんまりある状態。
完売していないアイテム。
ユニクロの戦略的には失敗かもしれないが
いち消費者、+Jファンとしては
成功であったと思う。
とはいえ
奇しくも2020年の時と同じく
何も買わずに店を後にした。
前回2020年秋冬は何も買えず
肩を落とした。
今回は自分の意志で買わなかった。
手ぶらだったが気分は晴れやかだった。
すでに勝利していたからだ。
早々に用事を済ませた。
休日をゆっくり過ごすとしよう。