気がつくと増えてしまったバッグ類…。
処分しづらい…
・劣化していない
・見た目はまだイケる
・安くてすぐ買ってしまい気がつくと増えている
【雑誌・ムック本の付録のバッグ】
左上からファーの手提げバッグ
ピエールカルダンコラボのバッグ
なんかのブランドのキャンバス地バッグ
ZUCCAのコラボバッグ
猫の絵のクリアバッグ
ファーのショルダーバッグ
これらは雑誌の付録でついてきたバッグである。
【なぜ買った？】
スタイルのアクセントと称してカワイイバッグが欲しかった。
ブランドものは高くて買えないものの
雑誌とのコラボものはデザインがカワイイ上に
安い。
実は雑誌付録レビューサイトのチェックが
日課となっているくらい
付録モノのファンである
（毎日見ているサイト）
ききらら☆雑誌付録レビュー
雑誌付録ダイアリー
【なぜ使ってない？】
・単純に飽きた（外道か）
・サイズが使いづらい
・質や縫製が良くないものもある。
（なんせ安い。１０００円程度）
【なぜ捨ててない？】
・とっておいたらいつか使うかも？
・致命的な欠陥がない。
【ZARAのバッグ】
右上・ミントグリーンのやつ。
【なぜ買った？】
・ハイブランドのバッグにデザインが似ていた。
・安い（ハイブランドよりは）
・ファッションインフルエンサーのおすすめ商品
【なぜ使ってない？】
・色が使いにくい（ミントグリーンが悪目立ちする。）
【ディーン＆デルーカのマルシェ（買い物）バッグ】
ロゴがゴールドの百貨店限定品。
ほぼ未使用
【なぜ買った？】
・限定品なので記念に買った。（何の記念？）
・ブランドだから。
【なぜ使ってない？】
・もったいなくて使ってない
・他に代用品がある。
【なぜ捨ててない？】
・未使用だし、きれいなので売れるかもしれない。
・しかし何もしていない。
【ロンシャンの折りたたみバッグ】
中段右端のベージュのナイロンバッグ。
前の会社の通勤用だった。
・確か楽天通販の正月のセールで
出ていたものを２日くらい悩んだ末に買ったものだ。
（そんなに高額でもない）
【なぜ買った？】
・大容量のバッグが必要だった。
（持って行くもの）
弁当、水筒２本、本（デカイ）、
長財布、ガラケー電話、メイクポーチ、
生理用品、デオドラント用品、
残業食のお菓子、替えのインナー（下着）など。
必要になった時にモノがないことが不安で
持っていくものがとにかく多かった。
汗をかいて臭くなるのがイヤだったので
インナー（下着）の替えを持って行っていたほどだった。
会社のロッカーに自分のモノをずっと入れるのがイヤで
すべてのモノを毎日持ち帰っていた。
【なぜ使ってない？】
・もうそんなに大荷物にならない
本、長財布はスマホで代用
・嫌な思い出のある時期に使っていたもので
使う気にならない。
【なぜ捨ててない？】
・一応ブランドものだった。
とはいえ「ロンシャン」の名前も忘れていた。
もしかしたら売れるかも…みたいな
みみっちい下心があった。
しかしこれを機に改めて見てみる。
内も外もけっこううす汚れている。
これ売れるか？
これを自分がお金出して買いたいか？
他に新品で安くていい品が売られているのに。
捨てよう。
【緊急回想】過去の自分はなぜ大荷物だったのか？
２００７年から２０１３年まで地元のブラック会社
で契約社員として働いていた。
とにかく前述の通り荷物が多かった。
しかもそのブラック会社は自宅から徒歩１０分くらいの
ところにある。
それなのに軽く一泊できるくらいの
大荷物で出かけていた。
【なぜか？】
不便を解消したくて持ちものが多かった。
ブラック会社は忙しい、とにかく忙しかった。
やりがいのない仕事が絶え間なく
落ちてきた。
「今日も早く帰るのはムリだろうな。
いったい何時間残業するんだろう。
それに今度の土曜日と祝日休みなんだろうか？
いつも連休が無い。
帰宅したらお風呂入って寝るだけ。
自分の時間がどんどん無くなっていく。」
不安だった。
モノばかり増えていった。
不便解消に持っていたもの
・お菓子
お腹が減る、口さみしいのがストレスだった。
残業食と称してお菓子をいっぱい持っていく。
楽しみは短い休憩時間にお菓子みたいなものを
口に詰め込むことだった。
・紙媒体の本
楽しみその②、お昼休みに本を読むこと。
現在のようなペーパーレスでなく
大きくて重い本。
「風の谷のナウシカ」のコミック本（A4サイズ）を
１、２冊持っていっていたこともあった。
・長財布
金運アップを願って財布は大きい長財布していた。
お札を折ったらいけないからだ。
ポイントカードもたくさん入る。
散財するためのポイントカードである。
・生活雑貨
もしツメが伸びていたら、爪切り
もしサカムケから血が出たら、ばんそうこう。
もし頭が痛くなったら、頭痛薬。
もし寒くなったら、カイロ、防寒着。
（夏でも殺人的に寒い）
不安の数だけ持ち物が多かった。
今はやってないムダ使い一覧
思えばブラック会社勤務のこの頃は
金使いが荒かった。
・休日にしか着ない服を買う
嫌いな人しかいない職場にはテキトーな黒っぽい服しか着ない。
その代わり休日にはお気に入りの服を着て
街へ出かけるのだ。
週に１、２回しか着ない服をひんぱんに買う。
・とっかえひっかえ靴やバッグを買う。
そのお気に入りの服に合わせるために買う。
普段が暗くてみじめなブラック会社勤務なのに
休日くらい好きなことをしたい。
・整体に通う
月に３、４万円の回数券を買っていた。
さらにお気に入りの整体師さんへの
差し入れのためにしょっちゅうお菓子を買っていた。
月に４，５千円くらい。
・美容室に通う
お気に入りの整体師さんに自分をよく見せたく思った。
それまで通っていた１０００円カット美容室を
普通の美容室に替えた。
・漢方薬を飲む
持病の頭痛を治すために漢方薬局にも
通っていた。
これで月５、６千円。
しかもどんどん高い薬を勧めてくる。
開店同時にお店に行く
休日でも早めに起きて、
おしゃれして身支度して
バイクで街へ出かける。
お昼までに街をブラブラして
欲しいものを買う。
いいなと思ったものを買い逃すのがイヤで
とりあえず買う。
お昼に家で食べるためのパンや
ファーストフードを買う。
帰ったらネット通販サイトで
カワイイ服やバッグや靴を探す。
時間は命の最小単位、一秒一秒が自分の命
こんなムダ使いするくらいだから
現在よりは給料は高かった。
基本給は低い。
残業代が上乗せされ高くなっているだけだ。
結局のところ自分の時間、
文字通り自分の命を削って得た
お金だった。
自分の命の時間を削って得た代償にしては
ハシタ金だった。
安すぎる。
そしてそんななけなしのハシタ金を
まったく発散されないストレス発散のために
湯水のように散財していた。
愚か極まりない。
唯一の賢い行動が自分を救った
しかしそんな愚かな自分でも
ひとつだけ賢い行動をとっていた。
しっかり貯金はしていたことだった。
無いに等しい低金利の貯蓄預金ではあるものの
ここに毎月少しずつ入金していた。
この貯金のおかげで
辛いブラック会社を去り
退職や転職に踏み切ることができた。
バカな金使いばかりしていた自分ではあるものの
貯金をしていたことだけはほめてやりたい。
さすが自分！
えらいぞ私！
あとはわけわからんムダ買いをやめるだけだ！
本日のいかがでしたか？
・安いからってすぐ買うな
・目的もなく買うな。
・嫌な思い出のモノはさっさと捨てろ
・貯金をし続けよう
※画像は一部お借りしています。
